ドラム缶と カイロと 半ズボン
昔あったもの。
ドラム缶の焼却炉。
家庭ゴミを燃やすために、近くに設置されていました。
家の周りに生えている雑草を引き抜いて投げ入れたりもしていました。
今はダメなんだろうけど。有害物質が発生するとかで。
冬は格好の屋外暖炉で、登校前はみんな集まって暖をとっていました。
近所の大人たちも。朝の会話はそこから始まっていましたね。
あまり近づくと熱いので、いい感じの距離を保つのが大切。
たまに、煙といっしょに舞い上がる燃えカスが顔に当たったりしますし。
学校に向かう時間が来るまで、焼却炉であるものを作っていました。
カイロです。
ドラム缶の中に石を入れて熱しておくのです。
さぁ、出発というときに、石を取り出してハンカチでくるみます。
包み方が悪いとヤケドするので、慎重に慎重に。
それをポケットに入れれば、学校までの道のり、寒いのを少しだけ我慢できました。
小学校時代は冬でも半ズボン(短パン)だったな…。
いくら子どもは元気だといっても、やっぱり寒いですし。
昔の冬はかなり寒かった記憶があります。
今は使い捨てのカイロがあるのですごく便利ですね。
小さなことですが、冬を乗り越える一つの工夫でした。
季節外れの話題でごめんなさい。